しまやどり【公式サイト】えらぶ色クレヨン|ジャガイモねんど

広島×沖永良部島!初の地域コラボねんど完成です。

広島県にある〈広島修道大学ひろしま協創高校〉と一緒に、広島と沖永良部島、それぞれの地域の資源を顔料(色素)にしたジャガイモねんどを共同開発しました。
 
広島県の3色(写真下段)、沖永良部島の2色(写真上段)を合わせた5色入りセット。
 
このプロジェクトは昨年11月頃、ひろしま協創高校の先生からお話をいただいてスタートしました。
高校生が探究活動で「地元で廃棄される資源をアップサイクルした商品開発」に取り組んでおり、各地域での事例を探すなかで私たちのクレヨンやねんど作りの活動を見つけてくださって、一緒に商品開発することで双方の地域をPRすることはできないかと声をかけてくださいました。
 
今回使用した広島の素材は【牡蠣(貝殻)】【広島菜】【だいだい】です。
広島の牡蠣は有名ですよね!たくさん獲れる分、貝殻の廃棄も大量に出ます。
広島菜はチンゲン菜に似た野菜で、漬け物にして食べられているそうです。
だいだいはひろしま協創高校の農場で育てられたもので、果実の皮を使用しています。
 
高校生が地域で集めた素材を、私たちが沖永良部のアトリエで加工しました。
まずは素材を粉末(顔料)にして、沖永良部産ジャガイモのでんぷん(フードロスから抽出したもの)、沖永良部産の蜜蝋と混ぜ合わせてねんどにします。
 
沖永良部以外の地域の顔料を使ったことはなかったのですが、ジャガイモねんどを開発しているときにもさまざまな素材を試行錯誤してきたので
「この素材はアレに似てるからこのくらいの配合かな…」といった感じで試作しながら、ねんどの発色、硬さ、まとまりやすさなど、ベストな配合になるよう調整していきました。
こうして完成した〈ひろしま色〉と〈えらぶ色〉のねんどをひろしま協創高校に送り、高校生が仕上げと梱包をしてくれました。
 
商品名とパッケージのラベルも、高校生が考案してくれました。
その名も《みんなでつなげるジャガイモねんど》!!!
  • 広島と沖永良部島をつなげる
  • 明るい未来につなげる
  • 環境改善につなげる
さまざまな思いが込められた素敵な商品名を付けていただきました。
写真左から広島菜、だいだい、牡蠣の顔料とねんど。香りも楽しめます。
 
 
ひろしま協創高校では、この取り組みを「SDGs QUESTみらい甲子園広島県大会」で発表し、見事、表彰されたそうです!
(‣詳細はこちらへ)
おめでとうございます!!!
 
 
完成した商品の販売について
商品はひろしま協創高校の高校生が地元のイベントなどで販売してくれているのですが、しまやどりのオンラインショップでも数量限定でお取り扱いしております。
ご興味ありましたら、こちらからお買い求めください。
 
 
 
また、「うちの地域の粘土も作ってみたい!」などのご要望もお待ちしております。
色素にするのに向いている素材と向いていない素材がありますが、どの地域にも必ず「ご当地色」があるのではないかと思っています。
色作りを通して、日本のさまざまな地域とつながれるとうれしいです。

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